グランドクラスシリーズの新たなスタンダードモデル
- 新開発の「コアレス・ダイレクトドライブ・モーター」で安定した回転と振動低減を実現
「コギング」と呼ばれる回転ムラや回転中の微小な振動の発生を解決するため、コイルからコアを排除したコアレスステーターを採用したシングルローター型のコアレス・ダイレクトドライブ・モーターを新開発
ブルーレイディスク機器で培った最新の制御技術を応用し、定速時の制御ではマイコンによる正確な正弦波を出力することで、安定した回転を実現
プラッターには、モーターを構成するローターヨークおよびローター磁石を固定。モーターとプラッターが強固に結合した構造を採用し、より安定した回転を可能にした
電気回路も新開発のモーターとプラッターの性能を最大限発揮できるようにチューニング。これらにより、SL-1200MK6を超える回転精度を実現し、立ち上がり時間は同等の0.7秒(33 1/3回転時)を実現
- 強靱な筐体構造や2層構造プラッターによる高い剛性と耐振性
表面のアルミダイカストシャーシは落ち着いた風合いのマット塗装を施し、質感を高めている
筐体を支えるインシュレーターは、高い減衰特性と長期の信頼性を兼ね備えた特殊シリコンラバーを採用
本体重量に合わせて専用にチューニングを行ったインシュレーターで、外部からの振動を軽減
アルミダイカストと裏面全体に不要共振を排除するデッドニングラバーを貼り合わせた2層構造のプラッターは、質量をSL-1200MK6から0.8kg増加した約2.5kg(ゴムシート含む)とし、慣性質量を増加
低振動化を追求して緻密なシミュレーションを繰り返すことでアルミダイカスト部の形状を最適化するとともに、剛性を高めるための強化リブを追加
SL-1200MK6比で2倍以上の振動減衰特性を実現
- 優れた初動感度とトレース性能を追求したトーンアーム
トーンアームパイプの素材には軽量で剛性に優れるアルミニウムを採用
ジンバルサスペンション構造のトーンアーム軸受け部には、切削加工のハウジングを使用した高精度ベアリングを採用
熟練した日本の職人の手で組み立て・調整
SL-1200MK6の7mgから本製品では5mg以下という高い初動感度を実現し、レコード盤の正確なトレースを可能にした
標準のウェイトに加えて補助ウェイトを付属
補助ウェイト使用時の適用カートリッジ質量は18.7~25.1g(付属ヘッドシェル含む)となり、幅広いカートリッジの装着にも対応
着脱可能なAC入力端子、金メッキ加工を施したPHONO端子を採用し、純度の高い信号伝送を可能にした
外形寸法:W 453 × H 173 × D 372 mm
質量:約11.5kg
付属品:ターンテーブルシート、ダストカバー、EPレコードアダプター、補助ウェイト、アースケーブル(代替品)、電源コード、取扱説明書
程度:ダストカバーに傷があります(写真あり)またその他にも薄い擦り傷があります、START/STOPスイッチに使用感があります。その他に目立った傷はありません。