大型ホーンを組み合わせたスタジオモニタースピーカーシステム
低域にはProject K2 S9800のために開発されたウーファー1500ALをベースにした38cmコーン型ウーファーである1500FEを搭載
振動板には自然乾燥によるプレミアム・ピュアパルプコーンを採用
高いパワーハンドリングを発揮する100mm径の高密度ロングボイスコイルや、軽量・低損失のEPDMフォームラバーロールエッジを使用
中域にはドライバーユニット435Alを用いたホーン型ミッドレンジを搭載
435Alは7.5cmアルミダイアフラムを用いたコンプレッションドライバーで、軽量アルミリボン線ボイスコイルや高効率ネオジウムマグネット磁気回路を採用
高域まで十分に伸びた帯域バランスと自然な再生能力をもつ
ホーン部にはスタジオモニターシリーズ最大の開口面積を誇るSonoGlass製コンスタントカバーレージ・バイラジアルホーンを新開発して採用
このホーンはフロントバッフル面の横幅いっぱいに収められた大型ホーンで、スタジオモニターの伝統を継承しつつ進化した高密度な再生能力を獲得
高域にはドライバーユニット045Tiを用いたホーン型ツィーターを搭載
045Tiは2.5cmコンプレッションドライバーで振動板にはエッジ一体成型ピュアチタンダイアフラムを採用し、軽量アルミリボン線ボイスコイルやネオジウムマグネットの磁気回路を採用
40kHzを超える超高域再生を可能にした
このドライバーを高剛性SonoGlass製ホーン&ベゼルに組み込むことで帯域の拡張を実現し、安定した超高域再生を実現
ネットワーク部には2ウェイ+スーパーツィーター形式の3ウェイネットワークを採用
大型ホーン・ドライバーとウーファーの持ち味を引き出した設計
パーツ類はHF回路内のすべてのコンデンサに高品質ポリプロピレンフィルムコンデンサ、LF回路には極太銅線による低損失空芯コイルを採用
パーツやネットワーク回路の配置にも注意を払っており、電気的・磁気的な相互干渉を最小化
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用
板材には25mm厚の高剛性MDF材を採用しており、さらにウーファーバッフルには19mm厚MDFボードを追加することで重量級ユニットを強固に保持
方式:3Way3スピーカー バスレフ型
インピーダンス:8Ω
外形寸法:W549×H921xD375mm
質量:63.4kg(1本あたり)
程度:目立った傷の無い状態ですが、キャビネットに日焼けで色抜け(1本)、背面にシミが複数あります。(2本とも)